競馬狂@日本語教師日記

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420時間教育に思う

私が(柄ではないなw)
俺が勤務する日本語学校は、IT科や国際情報科など、怪しい学科が混在する怪しい学校だ。在籍留学生は、ネパール人を中心としてインドネシア、ベトナム、中国などである。


さて、どこでも似たようなものだと思うが、俺の学校でも3月、9月の節目には、
教師の大移動がある。


「もっと良い待遇の学校があるのではないか」
「もっと明るくやり甲斐のある学校はないか」 等々・・・w


儚い夢を抱きながら新しい職場へと、意気揚々、出勤するのだが、
たいていは、一週間も経たないうちに失望感を味わうことになる。


それはさておきw、
政府の外国人受け入れ政策規模拡大により、これからも増々留学生を受け入れるための
器(日本語学校)の数が増え、慢性的教師不足の傾向は、より顕著になっていくだろう。
そこで、アタマ空っぽのくせに態度だけ教師然としたエセ教師をたらい回しするだけでは、足りなくなる。
(現に俺などは、平成30年4月~7月末まで8H/日)授業していた。*労働基準監督局の人、これ読んでもスルーでお願いします。haha )


そこで420時間終わりました! 日本語教師になりたいです!!
なんて新人を採用することになるのだが・・・


これが、使えん (´Д`。)グスン


まぁ、授業させながら経験積ませるって考え方もあるんだが、うちの学校はワンマンボスの独裁政権により雰囲気めちゃ悪いんでね、たいていは、育てるだけ育てるとさっさと逃げていく。自然、慢性的人手不足になるんで、新人教師でも非常勤講師と同じように、即戦力として期待するわけだ。


ところがww、
この新人教師に、来日したてホヤホヤの初級者クラスを担任させると、(特に女性教師のクラスは)例外なく幼稚園のような雰囲気のクラスになり、図体大人のくせに教師に依存しまくりの「多国籍クソガキクラス」が出来上がる。
それでは・・・と、中級クラスを任せてみれば、日本人のくせに基本的な語彙のニュアンスの違いすら理解できていないので、学生からクレームの嵐wwwwwww。


分析してみると・・・
新人教師クラスの学生に共通するのが、教師に対するリスペクトがゼロで、表面上だけは従順なくせに教師の事をメイドか便利屋くらいにしか思っていないこと。(面従腹背)


やつらは、半年経っても日本語で挨拶すらまともにできないくせに、新人教師の英語が
下手だと陰で笑い、担任女教師の尻が良いとかオッパイでかいとか、レイプしてぇ!、
とか休み時間にタバコ吸いながら談笑している。
そして休み時間が終わると、まるで言葉を覚えたての純心無垢な子供のような顔で、先生オシッコ~などとほざいているわけだ。


420時間は俺も勿論卒業してるんでわかるんだが、
実習の時間が足りないよね。理論も大事なんだが、教育能力検定みたいな、カビの生えた試験を後生大事に尊重しているから、現場で役に立たない新人ばかりが溢れるんだよ。
これからは、もっとコミュニケーション能力を重視した育成プログラムを検討すべき。
学生との適正な距離感や留学生の思考形態を理解したうえで現場に入らないと、


「独りよがりの・裸の王様日本語教師」ばかりが世に氾濫する。